【とうとう私が、コロナった…④】〜発熱修行編〜

とうとう私が、コロナった。

経緯はこう。

〜発熱修行編〜

家族8人、2世帯によるコロナ隔離生活が始まった。

1階組メンバー4人。
①お義母様(陰性)
②お義父様(陰性)
③長女17歳(検査未•症状なし)
④長男11歳(検査未•症状なし•7月感染済み)

2階組メンバー4人。
①私(陽性)
②夫(検査未•症状なし)
③次男9歳(陰性)
④次女4歳(陽性)

現在、このような感染状況。
果たして、陽性者2人で食い止められるのだろうか…。

そんな疑問と懸念を持ちながら、陽性者2名の私と4歳娘のロフト隔離生活が始まった。

私は、ロフトから降りる時に、マスクと使い捨てのポリ手袋をする。
一方、4歳の娘は無邪気に動き周り、マスクも無ければ、生の手でベタベタと触っているではないか…。
最初は『駄目だよ!これしないと…』と、すかさずマスクと手袋をさせていた。

発熱中なのに、ゆっくり休んでいられる状況ではない。
そんな私に対し、娘は鼻水程度で、熱もなく元気なのである。
この体調の違いが、修行を過酷にさせる。

娘を制御出来ない事に、数時間して気付いてしまった。
私『4歳児は無理だ…、隔離できない』
それが、答えだった。
娘が熱を出し、元気がなく、寝ててくれる方が良かったのではないか…、とも頭をよぎる。

コロナ1日目の夜、お待ちかねの高熱もやって来た。
私『38.1℃…、しんどい…』
食欲もあまりない。

夫『夕飯どうする?店屋物でもとる?』

38℃ある状態で、店屋物を食べれる気がしない。
雑炊、おかゆ、うどん程度だ。
気持ちはありがたいが、こう言う。

『私の食事は、私で何とかするから、他の人達の食事の面倒を見てくれる?!』

料理をしない夫は、ピザ屋に宅配を頼んでくれた。
子供達は喜んでピザを食べていた。

私もピザを少し食べながら、パウチのお粥を温め食べる。
梅干しを入れ、この素朴さに美味しさを感じる。
そして、解熱剤を飲む。

しんどい…が、娘の着替えや歯磨きをする。
更には、娘がロフトに玩具を持ってきて、ごっこ遊びに付き合わされる…(涙)
寝かしつけまでして、やっと私が休める。
私『38℃で面倒見るのは、過酷過ぎる…』
ポカリを飲みながら、意識モウロウの中、やっと床につける。

私が一瞬、夢見た天国はこうだった。
家族内感染を防ぐため、東京都の療養施設に入所すること。
3食たべる物があり、何もせずに療養に専念できること。
家族の世話も、食事も、家事も育児もせずにいられるなんて、天国だ〜。
そんな、天国への期待は、4歳の娘が陽性である事が分かった瞬間に崩れた…。
そして、今は地獄の修行に近い。

フーゥ、人生あまくない。

【コロナ2日目】
私の熱は下がらず38℃。
娘は元気に早起きだ…(涙)
最低限、娘にやるべきことを済まし、横になる。
母親は、母親である限り、38℃あっても強い。
そして、娘は2階でいつも通り遊んでいる。(ノーマスク、ノー手袋)
私が制御できるだけの気力がない。
家庭内隔離の限界を超えた瞬間だ。
もう、私がポリ手袋をしている意味も全くない。
感染拡大が頭をよぎる…。

次回、感染者増加。
隔離できていたと思っていた、1階へも広がる?!
果たして、どうなるのか…。

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