夫のリモート部屋を確保するため、寝室が候補にあがった。
机を置くスペースを考えると、小さな机しか入らない。
限られた空間の中で、優先順位をつけた時、前々から引っかかっていたタンスが目に入る。
高さと幅が大きく、圧迫感のあったタンス。
『思い切って、これ捨てじゃない?!』そう考え始める。
よくよく考えてみると、このタンスの前で布団をひいて寝ていたが、地震の時、倒れて来そうで心配だった。
安全性も確保できないし、思い切って、断捨離してみた。
気持ちもスッキリし、部屋が広く感じる。
タンスの中に入っていた服などは、捨てたり、他の場所に移動させたり、なんとかなるもんだ。
無事、夫の広い机を置くことができ、寝室兼リモート部屋が完成した。
大型家具を捨てるのは、決断力と行動力が必要だ。
そして、『いつもある物』を捨てるという発想に行き着くのが難しい。
多くの人は、捨てずに買い足してしまう罠にハマる。
『捨ててから入れる』のサイクルができないと、物に占領されてしまう。
大事なのは『私主体の生活』であり、快適で安全な空間を私が作り出す。
それが『断捨離』である。