〜帰宅編〜
病院から(天から)新たな修行を与えられ、足取りが重いながらも帰宅。
自分が陽性者になると、触る事すら、よく考えないといけなくなる。
手袋をし、玄関のドアを開ける。
夫の仕事部屋に行き、仕事中の夫に話しかける。
私『コロナV2参上!』と言ってみた。
夫『えっ…。コロナ?!』かなりビックリしていた。
病院に行く前に、夫が私に言う。
夫『コロナだったら、長男に続き二人目だね。仮面ライダーみたいに、V2、V3とか増えていったらヤダね…』
私『コロナV 2は、ないでしょ…w』
そんな話をしていて、コロナV2が参上してしまったのだ。
私『えーっと、ひとまず皆マスクしましょ。』
その次は、陽性者である私が使い捨てポリエチレン手袋をして、感染防止策から。
その次は、私が暮らす場所の確保。
2階で隔離できそうな部屋は、ロフトしかない。
寝室から、布団一式をロフトに上げ、寝床確保。
さーて、その次は…、やるべき事が色々ありすぎて、どこから手をつけるかコンガラガル。
家族8人2世帯の、これからの方針を夫と話合う。
結論は、1階組と2階組の生活を分け、完全分離にしようという作戦。
(ウチの家は、中央の階段で1階と2階が繋がっている。1階に夫の両親が住み、2階に私達夫婦が住む。共同部分は、お風呂と洗濯機、洗濯物干し場である。キッチンや玄関、トイレは2つある。)
1階組チーム【お義母様、お義父様、長男、長女】長男と長女は1階に各々の部屋があるので1階組。
2階組チーム【私、夫、次男、次女】私が感染者だと、夫、次男、次女にうつっている可能性が高いため。
チーム編成も決まり、お義母様にこの作戦で了承をいただいた。
1階と2階の行き来は極力なし、食事は別、接触しない、話があれば電話かライン。
果たしてこの作戦で、感染者を最小限に食い止めやれるのか…。
そんなこんなで、昼になる。
コロナと診断されると、精神的な事もあるのか、熱が上がってくる。
しんどい時に、まだまだやらないといけない事がたくさんある。
●仕事場への連絡
●スケジュール表に書いてある、一週間の予定をすべてキャンセルの電話、キャンセルのラインを送る。
●保健所に陽性者登録のためのデータ入力
●パルスオキシメーターと支援物資の申し込み
●濃厚接触者用の簡易検査キットの申し込み
●ネットスーパー
ゆっくり寝たいが、忙し過ぎる。
37.5℃…どんどん熱が上がってくる。
やるべき事で優先順位が高いのだけを終わらせ、床に入る。
夕刻…、子供達が帰ってくる。
そのタイミングを見て、学校と保育園に電話連絡。
この電話を早くしてしまうと、濃厚接触者となる子供達は、学校を即座に去らないといけない。
(1回目の長男の時は、午前中に小学校に電話をしたら、すぐに迎えに来てくれと言われ、忙しかった。
そして、母親としては、給食は食べてから帰って来て欲しい。)
私『さーて、子供達も帰って来た所で、みんな検査をしましょう。』
まずは、陽性者と陰性者を分ける作業から。
8人中、何人が陽性反応が出るんだろうか…。
続きは、次回…。
コロナ関連 お役立ち情報
●使い捨てポリエチレン手袋(ダイソー)
●濃厚接触者となられた方のための検査キット申込サイト(東京都・無料)
https://tokyo-testkit.metro.tokyo.lg.jp/closecontacts/form